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映画「貞子 vs 伽椰子」に期待する理由とは? – 色物映画じゃない!Jホラーの最新型 | 6/18公開!

time 2016/05/29

みなさん映画はお好きですか?

ふむ、ジェームス・キャメロンなら何でもチェックすると。
ほうほう…タルコフスキーがお好きと…。

いろんな方がいらっしゃいますかと存じます。

自分は最近の邦画が連発する、マンガ原作の実写化映画をわりと楽しんでおります。
それはお気に入りの原作が映像になったらとりあえずチェックしたい、という心理があるためです。
いろいろと批判はありますが、企画から観たい気にさせるプロデュース手腕はさすがですね。

まあ、要は映画館でぱあーっと楽しむのが性に合ってるわけです。

そんなトレンドの中、「さすがにちょっと色物なんじゃないの?」というタイトルの本作。

かつて一世を風靡したJホラーの2大シリーズ。
リングシリーズの「貞子(さだこ)」さんと呪怨シリーズの「伽椰子(かやこ)」さんが対決するという、ゴジラの平成VSシリーズもかくやという超ビッグマッチです。

でもでも、これがなかなかあなどれない。

ごはん部中の人2が本作に期待する理由をご説明しましょう!

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私が期待する理由をまとめると…

「リング」「呪怨」それぞれが日本・海外で支持され大ヒットしたシリーズであること。
「貞子 vs 伽椰子」の監督が今注目を集めるJホラーの鬼才であること。
そして、日本のホラー映画ファンなら一度はこの対決について想像したことがあるだろう、ということです。

細かく解説したいと思います。

「リング」は日本人の価値観・死生観に根差したリアルな恐怖だった

ビデオを見てしまうと1週間で死ぬ。

その理由は、怨霊貞子の「恨み」が原因となっているわけですが…
この「恨み」が、呪われる恐怖や呪い解除のストーリーなど、映画の力学に説得力を持たせ得るのも、日本人がそういう怨念や幽霊などの素養を文化的背景として持っているからではないでしょうか?

井戸からやってくる怨霊、超能力者が念写した呪いのVHS、偶然見てしまった主人公達の運命…
などなど、原作小説の強力なアイディア・コンセプトがあり…

幽霊(モンスター)を直接的に見せすぎない、幽霊の一人称カットを出さない…
現実の中に少しずつ違和感を忍ばせる…
などのいわゆる「小中理論」によって映像化した、映画「リング」は、欧米のホラー・スプラッターとは全く異なっていたところが、今までに見たことのない「怖さ」として評判になりました。
そして角川の映画としてシリーズは大ヒット!一大コンテンツになったわけです。

映画「リング」の原作、監督、脚本について

「リング」原作者 – 鈴木光司 氏

デビュー作の1990年の『楽園』は、1万年という時を超えた男女の愛を描く壮大なスケールの小説で、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を得た。『リング』は横溝正史ミステリ大賞最終候補まで残り、映像化され、ホラーブームの火付け役となった。その続編である『らせん』は1995年、第17回吉川英治文学新人賞を受賞した。
Wikipedia – 鈴木光司

映画「リング」監督 – 中田秀夫 氏

デビュー作が『本当にあった怖い話』シリーズの一作であったり、出世作も『女優霊』というホラー作品であり、何よりも『リング』の監督であることからホラー(専門)監督と見なされることが多いが、本人に取り立ててホラー映画指向はなく「本当に撮りたいものはホラーではない」と公言している。
Wikipedia – 中田秀夫

映画「リング」脚本 – 高橋洋 氏

1990年、森崎東監督のテレビドラマ『離婚・恐婚・連婚』にて脚本家デビュー[1]。その後、中田秀夫監督の映画『女優霊』(1996年)や『リング』(1998年)の脚本を手がける[1]。
Wikipedia – 高橋洋 (映画監督)

その後、多くの続編やスピンオフなどが企画されますが、やはりこのタイトル(映画「リング」)が個人的には強烈でした。
ラストに登場する「貞子」のビジュアルはJホラーモンスターの雛形の一つで、多くのフォロワーを生み出しています。

アメリカでリメイクされ興業的に成功したJホラーとしても先達です。

Jホラーの怖さについて説明するときに「小中理論」という呼び方が便利でつい使ってしまう…

初期は主にホラー作品の脚本を執筆。『邪願霊』『ほんとにあった怖い話』などのオリジナルビデオ作品で、のちに映画監督の中田秀夫や黒沢清、脚本家・高橋洋らが展開していく「ジャパニーズ・ホラー映画」に大きな影響を与えた。その表現方法は「小中理論」と呼ばれ、著書『ホラー映画の魅力』(岩波書店)の中で詳細に語られている。
Wikipedia – 小中千昭

以前、「ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言」(現在は絶版だそうです)を読んで、

「なるほど~ちゃんと意図された怖さだったのね(当たり前)」

と感銘を受けたことがあるのですが、要するにしっかりと怖いものを作るための経験則をまとめたもののことらしいです。
なぜ「理論」なのかといえば、商品としてコンテンツを作るための目安にもなるものであるところが、そう呼ばれた理由かな?と個人的には思っています。

Jホラーのトレンドをぶちやぶった「呪怨」のハイテンションぶり

上記の「リング」からの流れを意図的に踏襲しなかったのが「呪怨」です。

監督であり原作者でもある清水崇氏にとっては、すでに先達がやったことを周りが真似している状況があったわけで、「Jホラーをそのままやっただけではいかん!」というコンセプトを結実させ成功したのは凄いですね。

その「呪怨」の描写はとても具体的です…

関係しただけで、情け容赦なく呪い殺していく(それも実際に登場して物理でなど)アグレッシブさ…
血まみれコープスメイク気味のビジュアルで這いずり回る強烈な見たの怨霊…

といった、Jホラーの心理的な怖さにアメリカスプラッターホラーの即物的なホラーがハイブリッドされたような内容が当時、新しかったですね。

ちなみに、ホラー映画ファンの中には、強烈に怖いホラーシーンを見て笑えるかどうかで楽しむ人もいるそうで、自分にはちょっとその感覚が分からないのですが、そういった層は間違いなく呪怨が好きだと思います。

「呪怨」シリーズについて

清水崇監督・脚本の本シリーズ。
カヤコさんの血みどろなビジュアルにシンパシーを感じたのか、かの「死霊のはらわた」のサム・ライミ監督プロデュースの元、ハリウッド版も清水監督が複数作手がけ、全米No.1の成功を収めています。

2002年にはビデオ版『呪怨』を映画化してヒットする。翌年には『呪怨2』も映画化してヒット。2004年には自らの手で『呪怨』のハリウッドリメイク版『The Grudge』(邦題『THE JUON/呪怨』)を製作して、日本人監督の実写作品としては初めて全米興行成績No.1を獲得する。日本人監督としては初のハリウッドデビューを果たす。
Wikipedia – 清水崇


監督、白石晃士氏が放つ、予想を超えた展開に期待

正直現在では、かつてほどJホラーの勢いは強くないように感じます。

それはある意味、Jホラーの様式のようなものが出来てしまい、大きい枠では、それ以上の新鮮さを演出することが難しくなったからかもしれません。

そんな中、熱狂的なファンを増やしているホラー映画の監督がいます。
それが「貞子 vs 伽椰子」を監督する、白石晃士氏です。

2005年に公開された映画『ノロイ』は一部で日本版『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と呼ばれ、その作風は2008年のビデオ作品『裏ホラー』や2009年公開の映画『オカルト』にも引き継がれている。
2012年からPOV方式で怪奇現象や都市伝説を調査するオリジナルDVD『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズを開始。2014年、キム・コッピ主演の日韓合作の映画『ある優しき殺人者の記録』を劇場公開。これらの作品では自身がカメラマン役として出演し、作品を超えて世界観を共有する手法が取られている。
Wikipedia – 白石晃士

彼の手がける作品を見た印象は、一言でいえば「低予算だろうに、なのになんでこんなに面白いんだろう!」です。

白石監督を語る上で欠かせないのは、「フェイク・ドキュメンタリー」です。

これは、映像作品をドキュメンタリーであると偽ることで効果を得ようとする演出手法のことで、とくにホラー映画には限りませんが、ホラー映画と非常に相性の良い手法ではあります。

「日本のホラーにおけるドキュメント映像」ということでいえば、心霊現象の投稿動画や、心霊や超常現象のバラエティ番組などにその源流をたずねることもできるかと思います。

ホラー映画ということでは、観客は怖いものを期待する=予想するわけで、その予想を上回るように創作表現を努力する構造があると思います。
ですが、白石監督の手がける「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」では、ドキュメンタリー風に演出した枠がありながら、ホラーや恐怖をこえた何かが提示されるところまで振り切ってしまう瞬間があり、それが一種の爽快感として機能しているのです。

ありきたりでない何かを期待するファンにこの「振り切れ」は熱狂的に支持され、「白石監督なら何かやってくれるのでは?」という一種のブランドになっています。

ですが、「貞子 vs 伽椰子」はフェイク・ドキュメンタリーではないそうです。

上記のラジオのインタビューの最後に「貞子 vs 伽椰子」について少し監督が話していますが、どうやらフェイク・ドキュメンタリー形式の映画ではないとのことです。

ですが、予告にあるように「化け物には化け物をぶつけるんだよ!」のセリフなど明らかに「コワすぎ!」シリーズのにおいがしますし、ただのJホラーに終わらない、破天荒な企画にはまさに白石監督がふさわしいと思います。

大ヒットしてほしい!そして続編、海外進出も!と期待します。

Jホラーの遺伝子をもつ数々の要素が結実したかのような本作は、まさに最新型Jホラーを見せてくれるに違いありません。

そしてタイトルに「vs」とあるように、スターキャラクター同士の戦いを正面から見せてくれることを期待しましょう!

大ヒットすれば続編や海外リメイクなどの展開もあるかもしれませんよ?

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